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2013年1月4日金曜日

ズワァース1/72 第2回 現況

 10月に製作を開始したズワァースですが、2.5ヶ月たっての現況です。↓
この段階で形になっているのが、頭部、胴体、右コンバーター、肩から左上腕、左脚ということで、ダンバインの時に比べるとかなり苦戦しています。
 特に苦労しているのが脚部です。↓

見ていただければ、特に脛部分が切った貼ったを繰り返しているのに気が付くかもしれません。
 前回書いたとおり、ふくらはぎまわりのラインを修正する為に当初エポキシパテを盛り付けましたが、いかんせん膝部分が太すぎるので外形を削り込みましたが、それでも足りず、接着面でクサビ上に削り込み、再接着しました。
 いざ形が出来てくると脛が長すぎ、腿が短すぎと言う事が解ってきたので、ふくらはぎくらいの所で一旦切断し3㎜程度切り詰め、逆に腿は膝上で切断し3㎜延長し、また脛の膝下に関節仕込みの為に1㎜プラ板を挟むと言う具合で、まさに切った貼った状態です。↓
それから膝パッドですが、かなり大きく裏が空っぽだと間延び感が有るのと、大きなコンバーターの所為で後によりがちな重量バランスを修正する意味と、脚部の大きなふくらはぎに搭載されたコンバーターの為の空気取り入れ口という俺設定(脚部にコンバーターは公式設定です)も兼ねてエポキシパテでディテールを加えました。↓
穴の奥が浅いので、何らかのディテールを加えるつもりです。
 それから頭部ですが、ちょっと形状を読み取り難いデザインなので、古本でダンバイン関係のムック本を集めて確認した所、側面形は大体OK、正面は、キットでは顎先が広すぎる感じなので、先ずは接着面でクサビ上に切り詰めました。
 また、顔の前にある支柱もプラ板で作り直すため、一旦削り取ります。↓
この際に額をボリュームアップしました。
 そして現状は↓

眼の部分はメリハリを考えてエポキシパテでボリュームアップ、また、wikipediaをみて知りましたが、各種資料にはなかなか載っていないのですが、額の部分にオーラバルカンが搭載されています。
 確かに劇中の映像を再確認すると32話「浮上」では発射しているシーンがありました。
 どうやら額中央のパネルラインが広くなっている部分に砲口が有るようです。
 「バルカン」と言ってもオーラバトラーの大きさを考えると地上世界のバルカン砲と同様の20㎜がとリング砲が搭載できるとは思えないので、ここは多分単発のチェーンガンのような物ではないかと思っています。
 とにかくこの部分に火器が内蔵されているので、砲口部分を中心にF-16のバルカン発射口の様に側面形を変えないように注意しながらバルジを作ってみました。
 その後0.5㎜プラ板で支柱を再現してみましたが、この際にクチバシというか庇部分が設定画ではもっと鋭く突き出している感じがしたので、0.3㎜プラ板を重ねて削りだしました。
 それから最後にコンバーターですが、設定画では本体側に接続されている上に、左右のコンバーターの間にブラケットのようなパーツが付いていて、そのまま作るとコンバーターは全く動きません。
 実際キットは固定式です。
 そのまま作るのもありかもしれませんが、左右独立に動いて積極的にノズルの向きを変更し高い機動性を確保すると言う、シリーズ後半のオーラバトラーの高性能を象徴する部分でも有るので、ここは可動にしなくてはと思い、悩んでいましたが、結局以前にリメイクされたHGシリーズと同様、ブラケット側のみ接続して可動部を作る方式を採用しました。↓
ボールジョイントを仕込む為にブラケット部分は強度確保の為にエポキシパテを詰め込んで(背部の重量増は防ぎたい所ですが)その上でボールジョイントを取り付けました。
 サイズ的に合わないので、ちょっとデザインを変更してつじつまを合わせるつもりです。
 コンバーター自体はボールジョイントを受ける為に1㎜プラ板を挟み込み、本体側は削り込んで可動域を確保しています。
 また、噴射口から中のがらんどうが見えないように、一旦鋸で切り離して0.3㎜プラ板を挟み込んで底板とし、後でフィンをプラ板で再生する予定です。
 全体的に重量バランス対策の為に本体は重く、コンバーターは軽く作ることを目標にしており、本体はパテを詰め込んだお陰でかなり重くなり、まさに「重オーラバトラー」と言う感じです。(本当は工期のオーラバトラーの中では軽い方なのですが)
 締め切りが3月なので、ピッチを上げていく予定です。

あけましておめでとうございます

 今年もよろしくお願いします。
 このところBLOGの更新が遅いので、今年は月1回くらいは更新したいと思ってます。
 前回の日記ではズワァースの製作と、ロード・オブ・ザ・リングの話でした。
 その後スローン・オブ・スカルに参戦しました。
 結果は3試合で1勝2敗と言う感じで、強力なヒーローを使い、また死者の軍勢を使ったお陰で兵は少数、ヒーロー少な目と言う具合で、参加した他のアーミーに比べて「武勇」のポイントが2/3くらいになっており、後半で主導権が取れないと息切れしてしまって確実に勝つ事が出来なくなっていました。
 と言うわけで、映画「ホビット」の公開と共にゲームも改訂になったところで手持ちのローハン軍を増強する事にしました。
 最初はズワァースの製作を中断してミニチュア作成するつもりでしたが、考えていくうちに製作するモデル数が膨れ上がってきたので、とりあえずズワァースの製作に戻る事にしました。
 とりあえず最低限作ろうと思っているミニチュアは。↓
投げ槍を装備した為にちょっと割高になっていたエオメル、エオウィン兄弟を作り直し、最近の傾向ですが、ある程度軍旗が必要なのと、700点なら弓の1/3リミットも有るので近衛兵を増やしたいということで、近衛兵の軍旗持ちを作りました。
エオメルは、前述の通り投げ槍はいらない物の、生存性の問題で盾は必要だろうと言う事で、盾は「ペレンノールの騎士」バージョンに付属している盾をプラ板で再現してみました。
 元々そんなに精緻な造りではないので何とかなりました。
 ミニチュアとしての完成度自体は「ペレンノール」よりもこちらの古いモデルの方が良いようです。
エオウィンの方は騎乗モデルの方は投げ槍が標準装備になっているので、ローハンの近衛兵から剣を持った手首を移植(近衛兵は投げ槍/剣の選択式なのでパーツが余ります)しました。
 ただしエオウィンの体格にあわせて手を削りこむ必要が有ります。
 また、剣も少し細身に削っています。
 徒歩モデルの方は、「王の帰還」公開時に発売された「魔王の最後」セットに同梱されていたモデルで、アングマールの魔王を討ち取る直前に兜を脱ぎ捨てた状態を再現しています。
 そしてやっぱり盾が必要なので、ローハンの戦士のプラミニチュアから貰ってきました。
近衛兵は本来旗持ちモデルがありません。
 劇中では近衛の旗持ちはヒーローのギャムリングが担っていますが、ゲームでやると折角の軍機が必要な時にエオメルのそばにいないと言う事になりかねないので、新たに作ることにしました。
 腕は投げ槍を持つ手を改造し、2㎜真鍮棒で眺めの軸に作り変え、旗自体は釣用の板おもり(厚みは0.3㎜)をポールで折り返して2枚重ねにしたものを使っています。
 グニャグニャ曲がって物にならないかと心配でしたが、何とか大丈夫みたいです。
 他に作りたいモデルはいっぱいありますが、とりあえずこの3つは早めに仕上げようと思います。